家財や衣類などを買うにあたって重要な条件は
自分で手入れできること。
クリーニング店へ出せば良いのでは? と思われるかもしれないけれど、
それはMCS 患者にとっては鬼門なのだ。
クリーニング店では化学物質で洗い、他人の洗濯物と一緒に洗われてしまう。
そうなるともはやそれは化学物質に汚染された危険物となってしまい、とても使えたものではないし下手すると自宅へ入れることも難しくなってしまうのである。
今どきは家庭で洗えるタイプのラグもあるけれど、その商品自体もそれなりにリスクがあって、
使えるようになるまでベイクアウトが必須になる。
ベイクアウトというのは簡単に言うと『使えるようになるまで屋外などの風通しの良い場所で干す』こと。
それもまた大変なことで、賃貸住まいの我が家では干す場所に苦労する。
天候はもちろんのこと、
近隣の臭い
洗濯物、洗車、防虫剤、排気ガス、排水、換気扇からのガス、pm2.5 …etc
下手に外へ干すと返って化学物質臭がついてしまうのだ🥲
その上、苦労してベイクアウトしたとしても絶対に使えるようになるわけでもなく……
手間暇と光熱費、購入費用が無駄になってしまうことも少なくはない😱
かと言ってやはりフローリングにはラグや座布団くらいは欲しくなるので、自作するしかなかったのだ。

僕が愛用しているのはDAISOのポリエステル100%・150g ¥220の毛糸🧶
これは適度な伸縮性と弾力があり、2本取りでワッフル編みをする。
これを何枚か重ねると程よい厚みになるし、1枚なら洗いやすく干すのもさほど場所を取らない。
自作なのでジャストサイズのものが得られて何かと便利なのだ。
……しかし、素材はポリエステル。
編む前には一度は洗って干さなければ僕には使えない😓
そしてこの毛糸、内側からギュウっとキツめに巻いてあるのでそのままではほとんど素材臭が揮発してくれないのだ。
それで、一度編み機で編んで洗って干してを繰り返している。
そんなことをしているうちに蝶形紅斑をはじめとする様々な症状が出る原因は「ポリエステル」という素材だけではないような気がしてきた。
だって、モノによってはポリエステルの衣類も着られるしポリエステル綿だって使うこともある。
この毛糸は素材以外に何か刺激臭を感じるのだ。
それで色々と調べてみた結果、恐らく……工場で毛糸を生産するときに使用される機械油ではないかと思い至った。
あくまで僕の推論です
充分あり得る。
ミシン油だって症状が出るようになってからもっぱら手縫いになったくらいだもの。
それからは以前にも増して丁寧に洗うようになった。
若干 温かめのぬるま湯でしっかり押し洗い。
最初のうちは水が染み込み辛かったり、染み込み方がマダラに見える。
恐らくこれが機械油か何かなのだろうか?
このマダラがなくなるまで数回丁寧に洗って干してを繰り返して、ようやく僕が使えるようになるのだ。
使えそうになった頃、少し解いて実際に編んでみて体調の変化を観察。
それで大丈夫そうであれば機械編みした生地を解いて毛糸玉にして、
めでたく製作開始❣️
なのです😊✨

………こうして書き出してみるととんでもなく手間暇をかけているものだと我ながら呆れてしまうのだけれど、
僕はこんな手間暇をかけるのが案外好きなので苦にはならない。
ここまでしても体調や環境、気圧の変動次第でチョウチョ🦋さんは僕の顔に舞い降りてくる。
そして、これらの工程の最中にも頻繁にチョウチョは僕を訪れる。

僕はもう、諦めた。
現代社会で生きるにはどうしたって化学物質は避けられない。
病人でも
健康でも
それぞれが
何らかの無理をしつつ
日々を生きているはずなのだから……。
→用語辞典
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